歯の移植 | 大阪の阿倍野区西田辺にある歯科医院 いえさき歯科

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歯の移植

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歯の移植という治療を知っていますか?

人の歯は、自分のお口の中で移植ができます。例えば、親知らずや矯正で抜いた歯を、そのまま虫歯や事故で歯を失った場所に埋める(移植)することができます。

歯を失った場合、固定式のブリッジか取外しする入れ歯、埋め込み手術が必要なインプラントの3者選択になります。ブリッジは失った歯の両隣の健康な歯を削るデメリット、入れ歯は見た目や装着感が気になる方もいらっしゃいます。どちらにしても残っている歯に負担がかかるという問題点もあります。そうした点を解消してくれるという点で、インプラントはとても有効な治療ですが高額な治療費が必要です。

当院では4番目の選択肢として歯の移植というを提供しています。
インプラントと歯の移植と根本的な違いは、天然の歯が持つ歯根膜があるかないかです。歯根膜はショックアブソーバーのように働き歯と歯茎を固定し、しかも鋭敏な感覚を司っています。それによりで周りの歯と同じような噛み心地を得られ、噛む力もコントロールしてくれます。つまり、歯の移植によって、歯を失う前と同じようなお口の状態にすることも可能になります。

高い治療成功率

歯の移植に関しては、移植する歯やお口の状態により、その成功率は変わります。一般的には「50%くらいの成功率」と言われることも多いようです。

当院での歯の移植治療の成功率は 、何を基準に成功とするかによって異なりまた、経験本数はさほど多くありませんが、1本も移植後の脱落は、ありません。平成28年2月11日にトゥースバンクより「冷凍保存歯の移植協力医院の認定をうけました。「歯の移植」は、素晴らしい治療法ですので、これを機に歯の移植医療にも力を注いでいくことになりました。

親知らずや矯正で抜いた歯を冷凍保存し、将来虫歯や事故で歯を失った時に、解凍して移植する「歯の銀行(ティースバンク)」サービスを提供できるようになりました。
これは、将来の健康に対する保険、自己投資ともいえます。

「歯の銀行」は、広島大学発のベンチャー企業スリーブラケッツ社の事業です。
詳しくは、スリーブラケッツ社のHPをご覧下さい。(スリーブラケッツ社公式HP:http://www.teethbank.jp/)

自分の歯で噛める喜び

インプラント治療には不安がある方
入れ歯にはしたくない方
他院で歯を抜くと言われた方
一度ご相談ください。
あなたのお口の状態が、歯の移植に適応できるかどうかの診査診断をします。
親不知が使える方は、保険適用も可能です。(自己負担4000円~13000円程度)

治療例

01

左上の画像:奥歯が抜けて無く、3本治療中の歯があります。
下のレントゲン画像:奥歯が無く、インプラントを埋め込むような骨が残っていません。困りましたが入れ歯にしたくないという患者さんの希望を叶えるため、左下奥に残っている親知らずを抜いて左上6部に移植することにしました。

図2-1
左下8を抜いて左上6の歯の無い歯茎に穴をあけて移植を行いました。

図2-1
左上に移籍したところです。

歯の移植についてよくあるご質問Q&A

どういう人が適応(対象)になりますか?

奥歯の無い人
奥歯が1本欠損して(1本無くて)親知らずは残っている方
1本インプラントを検討されている方
大きな虫歯が奥歯にあり、抜歯しなくてはならない方、抜歯を検討されている方
奥歯にヒビが入ったり、割れたりしている方

保険は使えますか?

保険でできる条件は、移植できる歯が「親知らず」か「埋伏歯」と決まっており、移植する場所に歯がまだ残っていることが条件となっています。すでに抜かれてしまって、もともと歯がない場合は、保険外となります。

このように保険治療において「歯の移植」は制限があり、ハードルが高いものとなっているのが現状です。ご自分の歯の状態が「移植」可能なものかどうか、詳しく調べ診断させていただきます。

抜いた歯は、どの歯にも(奥歯でも前歯でも)移植できるのですか?

抜いた歯の根と、移植する場所の骨の幅が合えば、基本的にどこでも移植は可能です。移植する場所に対して大き過ぎる場合は移植することはできません。サイズの問題になりますので、事前に診査・診断が大切になります。

抜いた歯の頭(歯冠)はそのまま生かせますか?

歯の移植治療は基本的に「根」の部分だけを使用し、その根がしっかりくっついた時点で、銀歯かセラミックを被せます。形の良い場合は、ブラスチックを詰めるだけで終わることもできます。

どれくら長持ちしますか?寿命は?

条件にもよりますが、5年~10年を一つの目安と考えてください。当院の患者さんで最大で10年以上機能している方もいらっしゃいます。

インプラントと移植、どちらがいいですか?

当院の治療方針としては、可能であれば、移植をお勧めしています。インプラントとの決定的な違いは「歯のショックアブソーバー」の役目をしている「歯根膜(しこんまく)」が機能していることです。値段もインプラント治療に比べ、費用を抑えられます(保険適応なら15,000円程度 自費100,000円~)。

移植はどこの歯科医院でもできるのですか?

技術を要し、手間暇もかかるので、導入している医院は限られています。

腫れたり痛んだりすることはありますか?

なるべく痛みや腫れを抑える方法をとっています

治療器具

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当院では上記の「ピエゾサ―ジェリー」という超音波で骨を切除する特別な機械を導入しています。普通に器具で削るのよりも、腫れや痛みを最小限に抑えることができます。また術後も適切な痛みどめや抗生剤をお出ししております。
また親知らずをまず抜歯しなければならないので、下顎管の神経や血管などの位置を確認し、安全に抜歯を行います。
移植手術後に行わねばならない事

移植手術後に行わねばならない事

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移植した歯は、歯の根の周囲にある歯根膜という組織によって骨とくっつきますが、歯の中にある神経は残念ながらくっつきません。この神経をそのままにしていると神経から悪い物質が出てきて移植した歯がとれる原因になります。そのため移植した約1~1.5か月後に歯の神経の治療が必要になります。

20歳未満の方で、歯の根が完成していない歯(根未完成歯)が、残っている人についてはこの限りではありません。
一度お口の外に出しますので、将来的に歯の根が吸収される事があります。将来的に身体が移植した歯を異物と認識して移植した歯を排除してしまうことがあります。

治療方法・手順

手順1 お口の中をお掃除する(清潔でないと、移植した歯がつかないことがあります)

手順2 歯を抜いて移植します(約30~40分)

手順3 次の日消毒をします(10分)

手順4 1週間後、糸をとります(10分)

手順5 1か月後、歯の根の治療を始めます(30分)

手順6 1~2ヶ月に1度、歯の根の薬を交換します(10分)

手順7 移植した日から約6ヶ月後に歯の根に最終的な薬を入れます(20分)

手順8 歯に心棒を入れ、被せる歯をつくるための型をとります(30分)

手順9 歯を被せます(20分)

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